4WD専用サイトがある桐の木平キャンプ場

旅とキャンプ

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こんにちは。YAMATOです。

秘境のようなキャンプ場はあるのかと調べたところ群馬県川場村に理想を叶えてくれそうな桐の木平キャンプ場へ行ってきました。※2022年5月の記録です。

桐の木平キャンプ場ってどんなところ?


不便を楽しむ。標高1000mの秘境。
電波無し。普段当たり前のモノが機能しない、川場村の果て。
綺麗な川と森の中に佇む桐の木平は、日々のニュースやSNSから解放される
数少ないキャンプ場かもしれません。

出典:桐の木平キャンプ場

星の降る森グリーンパークふきわれなどがある群馬県の川場村エリアにあります。またオートキャンプ場の中でも珍しい4WD専用サイトがあることでも知られています。また、こちらのキャンプ場は電波が入りません。(管理棟にはWi-Fiスポットあり)デジタルデトックスにもおすすめです。

アクセス

東京からは約2.5時間で到着します。

関越自動車道の土曜日は、だいたい渋滞しています。この日も工事会社の落下物があり高速が2時間も止まっていました。早い時間に移動しても渋滞にはハマりがちなのでこればっかりは運ですね…。トイレ休憩を兼ねて坂戸ICにて降りてみたら生鮮市場TOPというスーパーに出会いました。

初めてみましたが、色々な食品が低価格で売られていました。

特に目を引いたのがメロン。格安で売っていて思わず買ってしまいました。旅のトラブルもポジティブになる出逢いがあればなんのその。気を取り直して、いざ群馬県へ。沼田ICを降りてからは道中至る所に温泉の看板が出てきます。ザ・観光地のドライブ。有名な道の駅川場田園プラザを抜けて山道を登り始めると見えてくるキャンプ場の看板。

標識にキャンプ場の名前が入ってるとは、相当有名なのか!?と期待します

看板を左折したら急に道幅狭くなる道路。

シダ植物が生えていると秘境な雰囲気に感じるのは僕だけでしょうか…笑

どんどん山道を登ります。

もはやTV番組「ポツンと一軒家」に向かっている道路のようです。(狭いけど対向車を待てるポイントはいくつかあります)

この岩落ちて来たら死ぬなぁなんて思ってたら、対向車が来て「あー!」となりながらも細い山道を登ります。くねくね道が凄いのですがなんとか到着。

この看板のところでまずは左側の管理棟へ。

出発8:30-到着13:30。思いの外時間がかかりましたがこれもまた想い出になります。

緑に囲まれた美しい管理棟です。

チェックイン時には、笑顔が素敵なお兄さんが出迎えてくれました。息子が「スイカのアイス売ってるよ!」と会話を遮っても子供慣れしてて、ノリ良く対応頂きました。

4WD専用 Dサイト

今回予約したのは4WD車 専用D区画サイト。名前だけでワクワクしてきます。管理棟からの道中は少し荒れてる部分もありますがDサイト以外はどのサイトも普通車で移動できますのでご安心下さい。

Dサイト名物 サイト前の急斜面

斜度はそれなりにありますが、距離が無いので上がるのは余裕です。本格的な悪路走行が求められる、くりの木キャンプ場(群馬県)ist-aokinodaira(長野県)の比べると優しいかなと思います。

助走をつけてしまうと小石がお隣さんに飛んでしまうので注意しました。

ちなみに、息子はこの坂道を全速力で上から下に向かって走ったので脚が回り切らなくなり顔面を強打した状態で3m位砂利道を滑り落ちました。小さなお子さんがいる場合は走らないよう注意が必要です。

この日は大雨警報が出るという事で、利用者は少なくDサイトには3組だけでした。※ちなみに雨は降りませんでした。

Dサイト雰囲気

D5サイトを利用させて頂きました。寝るときにサイト隣に流れる川が雨の翌日だったせいかゴーゴーと大きな音を立てていましたが僕は気にはならなかったですが、耳栓があると良いかもしれません。

Dサイトの広さ

だいたい8m×8mくらい。事前に先輩ブロガーの皆様が使われてるアプリにてイメージしたのがこちら。スノーピーク ヘキサタープ×DODカマボコテント
プラドは150がモデルだけど、おおよそこんな感じをイメージ。

今持っているギアで対応するには、このアンバランスな組み合わせしかないというね。

だいたいイメージ通りの設営ができました。

区画にはトラロープが這わせてあります

地面はかなり硬く、鋳造ペグのエリッゼステークもソリッドステークも曲げながら打ち込みました。コスパ面ではエリッゼステークに分がありますが、ソリッドステークの方が頑丈だと思います。

散策

設営が終わったので散策へ出かけてみました。まず、大きな川が流れていることに注目です。

力強い水の流れ。マイナスイオンをとても感じれました。夏は最高でしょうね。

秘境な感じがビシビシ伝わってきますね

D区画が最も標高が高いところにある関係もあり管理棟のあたりより肌寒いです。

センターハウス付近の様子
木が生い茂っていますね。空気がとても美味しいです。

Dサイトから管理棟まで歩くこと数分。まさに不便を楽しむキャンプ場。電波も入らないとスマホも見なくなる。時計をつけてこなかったので時間の感覚が無くなり、陽の落ち具合で生活する形になりました。スマホを見ないと家族の会話が増えるなと感じました。

管理棟

管理棟内の受付にはガス缶からお菓子、カップ麺やアイス、ランタンまで充実した物販があるので、買い忘れしても下界に降りずに済むのが助かります。(写真なくてすみません)

管理棟出てすぐ左はテントが設営されていたのでここが手ぶらコーナーだと思われます。手ぶらプランもあるのでキャンプデビューにはおススメかと。

この左のエリアが手ぶらキャンプのコーナー
リラックスコーナー

管理棟内にはリラックスコーナーといってマンガやキャンプの本など、たくさん置いてあり、好きなものを読むことが出来る部屋があります。時間を忘れてゆっくり楽しみました。自分のテントでくつろぐのも良いけど、こういう場所があるとつい立ち寄っちゃいますよね。

まるで小さな図書館。多くの人が訪れていました。

長女は上手くハンモックできないと言いながら無理やり乗り込んで本を見ていました。

靴下汚いな汗

気取り屋の息子は足を組んで本を楽しみました。

子供ってこういうふうに大人ぶりたがりますよね。
美味しい無料のコーヒー

このリラックスコーナーでは、コーヒー豆が用意されていて、セルフでコーヒーを飲むことができます。めちゃくちゃ魅力的ですよね。

コーヒーを楽しみながら淹れるなんて贅沢ですよね。
ご丁寧に作り方まで壁に用意されています。
カリタのコーヒーミルが、かわいいですね。
息子がコーヒーを挽いてくれました
完成。真上から撮ってない…。

個人的にはもっと苦味があっても好きかなと思いましたが、酸味とアロマのバランスが良いです。(素人が知った風に言ってます苦笑)

キャンプ場の全体感

管理棟で一息ついたのでDサイトに再び歩いて帰ります。管理棟があるAサイトからDサイトまではずっと登り道。このキャンプ場は過ごすサイトによって植物も気温も違うので景色が変わる楽しみがあってリピーターになられる方が多いとスタッフさんから聞きました。

管理棟(Aサイト)からBサイトへ向かう道中

道路は未舗装路。雨が降ったら車は良い感じに汚れそうです

橋を渡れば直ぐにセンターハウスが見えて来ます。

俗世離れした景観

センターハウスをさらに登ります。

中には入っていませんがテーブルや椅子が置いてありました。

センターハウスの裏手にBサイトがあります。ハイエースに乗られたステキなご夫婦が利用されてました。(写真は撮っていません)

Bサイトの上に進むとトイレがあります。トイレは男子女子で別れてます。男子は個室(洋式1つ)、小便器2つです。

目の前のぬかるみがあるので、トイレに来る際には注意が必要

この写真の向かって左側に階段があります。

ここを上がるとCサイトです。

ハリアーのソロキャンパーさんお洒落すぎでした。

ここが冒頭で説明したDサイトへ向かう急坂となります
Dサイト側から見たCサイト

管理棟からDサイトまでは5分以上歩くので子供にも大人にとっても良い運動になります。管理棟に行くまで遠いなと思いますが現地では特に不便を感じませんでした。

管理棟から歩いてくると良い感じに疲れます。

ようやくDサイト到着です。

良い散歩になりました

サイトでの過ごし方

おやつタイム

小腹が空いた子供達のお楽しみ、お菓子タイム。スーパーで買ってきた茨城産メロン。甘くて美味い。

身がなくなるまで食べていました

メロンを食べた後はお菓子作り。今回は子供達自身に作ってもらいます。

リッツパーティーです。

ホイップクリームを適当にのせ、小粒グミをトッピングして、缶詰ミカンものせていきます。

全部同じに作らなきゃーと張り切る息子

二人で協力して作ったからそりゃ、美味いよね。

とんでもなく美味しい訳ではないけどね笑

沢山作っては自分たちで食べたり、僕に食べさせてくれたりしました。
※元ネタはクッ●ルンというTV番組でやってた簡単お菓子でした。

焚き火

お菓子を食べて満足したら、火遊びです。テントとタープがカブトムシみたいですね。

息子は火起こしの時は率先して手伝ってくれます

ゆっくりと陽が沈んでいきます。

子供と一緒に餃子の皮ピザ作り

陽が落ちた所で夕飯を。

餃子の皮ピザです。

かなりの枚数を作ってくれました。

普段は食事に、すぐ飽きる息子ですが、美味いよ!これ!と夢中に食べてくれました。

フライパンはボロボロになったけど、喜んでくれてたので良かった。

余ったリッツでお酒のアテを作ってもらいました。

就寝

21:00子供達は就寝。
1人焚火タイムへ。今日のお酒はアルパカ。久しぶりにキンキンに冷えた白ワインを。

カッコ良い照明はありませんが、その素人感も楽しめるのがキャンプの面白さ。

限りなく小さな照明と焚火で。

轟々と火を盛り上げて…。

30分くらい天の川がバッチリ見えましたが、お酒を飲んでいるしカメラもないしで撮影はできず。そのうち星空撮影もしたいなぁと思っています。

撤収

子供達をフルパワーで遊ばせるべく、早々にチェックアウトし下界へ降ります。Dサイトから降りる時は、こんなふうに下が見えません。実際はこの角度より高いポイントで運転してるのでもっと斜度がキツく見えます。

最後までわくわくできるキャンプ場でした。

周辺施設

道の駅 川場田園プラザ

キャンプ場の帰りには道の駅 川場田園プラザへ。

道の駅 川場田園プラザ
群馬県利根郡川場村萩室385

アヒルがお出迎え。

アスレチックを全力で遊びます!

うんていって楽しいですよね
ソリを持って山を登り。。。
せーのでスタートね!仲良くソリ滑り×10回以上やってました。。。
まー楽しそうなこと笑
忍者エリアのアスレチックも。
2人とも良い顔してました笑

ここで一息いれます。

濃厚で美味しい!
メロンパンも美味い。
仕上げにアイスクリーム!
火照った体にアイスクリームが染みている様子でした。

たっぷり遊びました。

立ち寄り湯 楽楽の湯

思いっきり汗をかいたので旅の仕上げに温泉へ。

かわば田園温泉 楽楽の湯
群馬県利根郡川場村立岩673−2

川場田園プラザの隣なので直ぐに到着。
立派な佇まいです。

中に入るとスタッフさんが丁寧に出迎えてくれ、気持ちの良い時間を過ごせました。

お風呂上がりに群馬名物のひもかわうどん。

まとめ

いかがでしたでしょうか。まさに秘境。電波が入らない山奥を探している方にはまさにオススメなキャンプ場でした。不便な環境では本を読んでゆったり過ごしたり、いつも以上に自然と向き合ったり家族との会話を楽しめました。冬期は休業されていますが春から秋まで季節によって四季を楽しめるのは間違いないと思います。特に夏場は川遊びもできそうなので、また再訪したいと思います。

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PROFILE

YAMATO

新潟県出身、東京在住、YAMATO(39歳)です。僕、妻、長女(小3)、長男(小1)の4人家族。2019年キャンプデビュー。月2回程度キャンプをしています。初キャンプがあまりにも上手くいかず、続けてるうちにハマりました。キャンプ場周辺の観光など旅要素も含めた周辺の立ち寄り場所などご紹介します。遊びのアイディアに繋がれば嬉しいです。

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