全て上手く行かなかった始まりのキャンプ

旅とキャンプ

2019年8月31日。記念すべき我が家の初キャンプでした。初めてキャンプを始めた時は反省点だらけ。この記事に辿り着き既にデイキャンプなどをしているファミリーの方はご覧頂き、あと少しだけ準備をしてください。これからキャンプをするぞ!という方に役立てて頂けたら嬉しいです。

3つの決め事を守れればキャンプは楽しめます!
①設営は簡単であるべき
→子供は到着後すぐ遊びたい
②料理は凝ったことをしない
→料理中も子供から目を離せない
③無理に予定を組まない
→予定通りいかないとストレスになる

この3点を意識し、ピクニックやデイキャンプで使ってたものは流用し追加アイテムを揃えればキャンプはできます。とは言えファミリーキャンプの重要事項はたった一つだけ。

いかなる時も子供から目を離さないこと
今でもこれを第一にキャンプをしています。2019年9月。当時小学校1年生の女の子がキャンプ場で行方不明になりそのまま帰らぬ人となった悲しい事件がありました。とにかく子供から目を離さないこと。これが1番大事だと思います。(周りのキャンパーに迷惑かけない為にも!)

では早速、初めてのキャンプを振り返っていきたいと思います!

キャンプ場選び

初めてのキャンプ場選びは慎重になりますよね。我が家は下記の観点で決めました。

●キャンプ場を決めた5つのポイント
①口コミ評価が高かった
予約サイトなっぷやGoogleMapの高評価の口コミが多かったので安心して利用出来そうだと思った。
②トイレが綺麗
HPや口コミでもトイレは綺麗で良いと書かれてたので安心しました。
③初心者ウェルカムなHP
子連れで安心して楽しめそうなHPです。炊事場やシャワーなどもあり、汚れたりしても日常設備がある安心感は初めてのキャンプに対して安心材料となりました。
④アクティビティがある
川遊び、魚釣りなどが楽しめるという遊ぶコンテンツがあるのは親としても助かります。
⑤自宅からの距離
キャンプデビューするお子さんの年齢にもよると思いますが当時我が家の子供は3歳と5歳でした。自身も子供も運転に疲れない自宅から1時間位が良いと思います。

選んだキャンプ場
ケニーズ・ファミリービレッジ/オートキャンプ場(埼玉県飯能市)
※今もとても人気のキャンプ場です。

ファミリー向けのルールや設備があり、利用者はファミリー・カップル・ソロキャンプが中心。小さい子どもがいても安心してご利用できます。

出典:ケニーズ・ファミリー・ビレッジ

設営はやはり大変だった

マニュアルと本番は別物だと認識

慣れない設営は大変でした。これまで大きな公園で練習してきたものの区画サイトの中を想定した練習はしてきていません。とりあえず建てられるのと、この中に建てないといけないのでは難しさのレベルが段違いだと学びました。

ケニーズでやろうとしたレイアウトはこちら

区画サイトでやる事が決まっていれば、図のようなアプリなどを使い、事前にイメージを膨らませておくのも大事だと思います。※詳しくは下記URLよりご確認下さい。

妄想キャンプとはキャンプサイトのレイアウトをシミュレーションできるアプリです。

出典:妄想キャンプ
テントの機能や性能が分からないうちは無駄な設営をしがち

当日は午後から降水確率30%-40%。初キャンプで雨は避けたいとタープとテントを設営。結果、雨は一瞬降ったものの直ぐにあがりタープ無しでもいけました。建てておいて損は無いものの、狭い空間に大きなタープを上手く建てれず真夏に2.5時間かけて設営して疲労困憊。タープやテントの使い方が分からない未経験者だからこそ、無駄な設営をしたなと反省。

子供はすぐ遊びたい!設営はパパかママのどちらかでやる必要があった・・・

子供達は初めてのキャンプ(公園だと思っている)に喜んでいるのは良いが設営に加わる気は当然ありません。こちらも指示出す余裕も無いので奥さんに子供を任せて僕1人で設営することになったのも時間がかかった要因でした苦笑。

川遊びで時間を上手く使ってくれました

昼ごはん

キャンプ場に到着後、サクッと設営して昼ごはんを取ろうと考えていましたが、タープ位置がきまらず、途中で調理開始。上手く行かない現実に悲しいを通り越して笑えて来ました。そして昼ごはんを食べてから設営の方がイライラしないことも学びました笑

この体験以降、昼ごはんをどこかで食べて来てからチェックインするようになりました。(13:00チェックインのキャンプ場の場合)

設営が終わらないまま子どもたちは遊び続ける

昼ごはんを食べた子供達は奥さんと一緒に再び川遊びへ。僕はそこから建てきれていないタープとテントを調整し、なんとか完成。

区画サイトのスペースを上手く使えていません。今見ると色々ツッコミたいけど、とりあえず事故もなく終わってよかった。

子供達に外遊びをしてもらっているうちになんとか建てれてホッとしました。設営に疲れきった僕は満身創痍でしたが、ビールを飲んだら少し落ち着き、子供達とやっと話ができるようになりました。

魚のつかみ取りと食育

川遊びを終えた子供達は、もっと遊びたい!と言うので魚を釣ることに。しかし何かが理由で魚のつかみ取りにしますとスタッフさんの説明を受けました。(息子が小さすぎて針が危ないとかだったような気がします)子供達は言われるがまま池の中へ。

元気なニジマスが投入され、うわーと追っかけるも逃げられて中々捕まらない
わーわーと声を出しながらニジマスにさまざまなショックを与え、根負けしたニジマスは見事に子供達に捕まえられたのでした
そのまま、おじさんに捌いて頂き炭火で焼いてもらいます
一生懸命捕まえた魚が捌かれ、火炙りされている光景を子供達は凄いと驚いてました
この頃はまだ魚をあまり食べなかった2人ですが、焼かれたニジマスを食べたことに親の僕らの方が驚きました
なぜか尻尾から食べるスタイルなんだよなー笑

キャンプ場での食育体験。これぞ外遊びの効果と実感します。

全然落ち着かない夕飯

熾火がわからない

キャンプとはバーベキューをするものだと思い込んでいたので、初キャンプは絶対にバーベキューだと意気込んでいました。火熾しという言葉の意味を分かっていないので、炭に火がついたところで焼き始めたのですが、結果、外側が焼ける(焦げる)だけで中に中々火が入らない状態に。

※本来は炭が真っ赤になって燃え続けてる状態=熾火にする方が調理しやすいのですが、その過程を無視して進めました。当然、火が入らずに苦労しました。

全く火が入らない食材たち…
ユニフレームのチャコスタ(火と炭をこの中に入れて放置しておくと良い感じの熾火が簡単に作れる)

ちなみにこういう道具があると簡単に熾火を作れます。余りにも悔しかったのでを翌年20回以上BBQをやりました笑

ランタンが無くてキャンプ会場はお通夜に…

BBQをしながら夜を迎えるのですが周りのサイトがグッと明るくなっていくのとは対照的に我が家は真っ暗。ランタンが無かったので、まさにお通夜な雰囲気に笑 スノーピークのほおづきだけ持ってましたが、テント内で騒いでる子供達に使ってたのでバーベキューの火の入りも分からず、スマホライトで対応するも生焼け気味になったりともう大変でした笑 

突然仕事でトラブルの電話

既に酔っていたのにクライアントにお詫びの電話をしなくてはいけなくなりました。渋々と電話をするハメに。それ以降、キャンプに行く前に部下たちの仕事含め全部把握できるようになったので結果オーライでしたが出来ればキャンプ場で仕事したくないですよね。

キャンプ場の設備に助けられる

施設のシャワーには助けられました。日中から汗だくの僕は常設シャワーのお陰でかなり生き返りました。この日のシャワーは疲れ切った身体に沁みました笑

暑くて痛くて眠れない

インナーマットはしっかり用意するべき!

実はキャンプにハマるか分からないしとインナーマットをケチりました。用意したのはColemanのエアータイプのマット。寝返りするたびにギュッギュと独特の音が鳴りタオルをかけてもビニールに熱が溜まる構造のため、暑くて耐えられません。直に寝てみたら小砂利がひかれているため、チクチク刺さって痛い。どうするんだコレ!となった僕は最終的に体育座りしながら寝るというよくわからない感じで眠りました。(気がついたら朝だった)

夏に寝る時は蚊帳を使うべき!

キャンプした日は8/31。蚊帳の状態にすることも出来たのですが、当時の僕はテントの構造をしっかり理解できておらず蚊帳状態にすると朝方寒くて大変なんじゃないか?とよく分からない理由で締め切ったまま寝ることにしました。サウナのようなテントは暑くて暑くて大変でした。

満身創痍な朝

片付けの追い討ち

眠いねと起きてきた子供達に朝ごはんを作るべく調理開始。しかし、朝ごはんの為にフライパンやお皿、箸なんかを用意した事で洗う場所はあるけど洗い場が渋滞してて洗う時間が無い。とりあえず汚れたままキッチンペーパーで覆ってケースに詰めました。朝は無理に調理器具を使うこともない方が良いのだと思いました。

皿に一吹きしてキッチンペーパーで吹けばツルピカになりますよ!

現在はエコキッチンクリーナーを使っているので、洗い場は使いません。洗い場渋滞とサヨナラですよ!

なぜか荷物が収まらない

初めてのキャンプで何にどの位時間がかかるかも分からない我が家でしたが、お隣のベテランキャンパーさんらしいご家族の動きを真似しながら過ごしてきました。しかし、最後の最後でまさかの展開を迎えます。それは全然片付けが終わらないのです。お隣のキャンパーさんは慣れた手つきで1時間程で片付け颯爽と帰っていかれました。しかし我が家は全てを把握してるのが僕しかいないので、何するにしても僕が確認することに。その結果、全然まとまらない笑 もうとりあえず積んで帰ろう。とコンテナに詰め込んでなんとか撤収の11:00に間に合ったのでした。

まとめ

怒涛の1泊2日でした苦笑。事前準備、設営、キャンプ場での過ごし方、何を食べるのかなど体験する事で色々な気づきに繋がりました。とにかく何をするにしても夫婦でこれをやろうと話し合っておくと無駄もなさそうだと学びました。(2人で回答を作っていく。これこそが夫婦円満の秘訣なのかも?)実際にベテランのパパ、ママさんは子供達も味方につけながら協力し合って設営から撤去まで皆でやっています。

初めてのキャンプを終えて改善したい事としては、子供と一緒に遊ぶ時間が足りなかったので、撮影や料理は時短もしくは手抜きにする。帰る事も意識し、ゆとりを持って片付ける。という所でしょうか。

キャンプをして良かったこと
バタバタではあるものの子供達がやりたがってた花火もやれたし、最後まで楽しそうで良かった。しかしキャンプをやるにはそれなりの装備と経験が必要なのだと明確になり、次に向けてキャンプ道具を集めてからキャンプをしようと思いました。

実際にそこまで必要じゃなかったこと
設備面のグレードは下げて良いと思いました。設備面がしっかりしているキャンプ場は利用料も高めです。この時も10,000円近く払ってキャンプしてるので出来れば5,000円〜7,000円位で抑えたいと感じました。

やってみたいと思ったこと
せっかく四駆に乗ってるのだからミニバンじゃ行けない秘境と呼べるようなワイルドな場所に行きたい。なんてことを思いました。

第1回のキャンプを終えただけなのに具体的にやってみたい事が出てきました。コレはやり続ける中で面白いのか判断するしかないなと思ったのである程度の時間が必要になりそうです。こうして我が家のキャンプは始まったのでした。

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PROFILE

YAMATO

新潟県出身、東京在住、YAMATO(38歳)です。家族構成は、僕、妻、長女(小2)、長男(6歳)の4人家族。2019年キャンプデビュー。月2回程度の目安でキャンプをしています。初キャンプがあまりにも酷く上手くいかなすぎて続けていくうちにハマっていきました。キャンプ場周辺の観光など旅要素も含めた周辺の立ち寄り場所などについてもご紹介していくので見に来ていただいた方の遊びのアイディアに繋がれば嬉しいです。

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