こんにちは。YAMATOです。
Follow @OutdoorYamato初めてこの景色を見た時から心を奪われた雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場。
静岡県賀茂郡松崎町にあるので、東京からだと遠いですが絶景な景色を今回は、中学の時からの友人と一緒におっさん二人で旅キャンプしてきました。
こちらのキャンプ場の特長は以下の通りです。
・夕陽がとても綺麗に見えるキャンプ場
・海を見ながら入れる家族風呂がある
・千貫門と雲見崎の先に富士山を見れる絶景スポットがある
・海とキャンプできる!
静岡横断!年末最後は西伊豆へ
東京から西伊豆までは3時間半。東名名物の渋滞にハマりなかなか進まない。平日だろうが東名の下りは混んでいますが横浜町田を抜けたところで一気に流れました。途中海老名SAにてひと休み。2人で100円と200円の豚まんを食べます。

ひと休みしたところで再び出発します。実は今回はファミリーキャンプではなく、同郷の親友とのキャンプとなりました。コロナ渦では会えずにいましたがそろそろ落ち着いてきたよね?と今回の旅を計画したのでした。
RAMARU 下田バーガー
沼津ICを降り、暫く平坦な道を走ってたと思ったらあっという間に山登り。そして気がついたらあの有名な天城越えに入っていました。2人で天城ぃぃ〜越え〜(そこしか知らない)なんて言いながら、マイナスイオン全開の山道を登りきり、名物の河津七滝ループ橋に目を回しながら下ったところで下田に着きました。既に13:00を過ぎていましたので、ここで昼ごはんにしました。

下田バーガーは金目鯛のフライを挟んだハンバーガー屋で有名だそうで、バナナマンのせっかくグルメで紹介されてたり、ゆるキャンの聖地巡礼でファンの方も来ていました。

強風ではありましたが気持ちが良いのでテラスで食べました。ハンバーガーのサイズも大きく腹いっぱいになりました。満たされたところで竜宮窟へ行こう!と意気込んだのですが時刻は14:00。キャンプ場まで1時間半もかかるので、無理だねと諦めました苦笑
小木曽商店の干物
龍宮窟は諦めたけどこれだけは諦められない!と小木曽商店さんへ。

友人は中々帰省も出来てないからと実家へ発送。贈答用に訪れてる人が多かった印象です。僕は金目鯛、かます、さばみりん、アジと今日食べる分を購入しました。
いざ、キャンプ場へ
干物を手に入れたので、お酒を買いにスーパー アオキへ。
現地のスーパーって楽しいですよね。思わず地酒コーナーで友人とどれ飲む?惣菜コーナーでこれも食べる?となかなか決めきれませんでした。買い物を終え、ラスト1時間はクネクネ道を登りながらキャンプ場を目指します。
15:30 海岸線をずーっと走りながら山を越え、今回お世話になる雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場に到着。絶景ポイントがあることで有名なキャンプ場。海遊びした家族も安心の家族風呂があるし、砂を流せる場所やシャワー室もあるので夏のシーズンは最高だと思います。既に4組、海沿いのサイトを利用されてました。僕らはトイレから1番遠いサイトを使うことにしました。その理由は既に風速13mだったからです笑 とにかく風が強い。。。
到着・設営
僕らが設置したサイトからの眺め。日本一の夕陽を観れると楽しみにしてましたが、残念。
雲に阻まれました…。

キャンプ未経験の友人とカマボコテント2を立てます。事前に説明してたのもありましたが理系の彼とテントを建てるのはとても早くあっという間にレイアウトが完成。テントを建てていると雨雲がチラホラ見えてきました。

壁側のサイトに設営した事で強風の中でも問題ありませんでした。また車をこの位置に停めたことで風の影響は若干弱くなったようでした。結局風速13-16m状態のまま翌朝まで無事に過ごせました。
軽装備キャンパーの悲劇
強風だと煽りまくっていますが、完全に陽が落ちてからカップルキャンパーがやってきました。その二人のテントはいわゆるカンタンテント。周りからはあいつらマジか?な雰囲気が…案の定22:00過ぎにはテントはなく、二人は車の中で夜を過ごしたようでした。確実に飛んだかポールが折れたんだろうなと思います。張り綱を必ずするようにと書いてあるキャンプ場で張り綱が無いテントは張れませんよね。周りに迷惑をかけるような事はしないで欲しいと思いました。
サイトも1つずつ間隔開けて過ごしてた人達の間に入り込む考えもヤバいし、いわゆるトナラーで迷惑キャンパーでした。※トナラーとは空いているのにあえて隣に来る人のことです。
強風が続く夜
夜も強風が吹き続いてました。しかし崖に打ちつける波の音を聞きながらの夕飯は贅沢な時間です。



アヒージョを食べたら腹いっぱいになってしまいました。予定では干物祭りの予定だったのですが全く焼くことができませんでしたが。。。ここまででワイン1本、缶で10本。沢山飲んだので二人共仮眠を取りました。お風呂に入った時間は覚えていませんが、夜の海を眺めながら入る風呂は格別でした。一気に目が覚めました。テント泊してるのは僕らとソロキャンパーさんのみ。他の皆さんは車中泊。普通この環境ならそれが良いでしょう。
深夜の宴会
風呂に入ってスッキリしたところで宴会第二部スタートです。皆さんのサイトまでの距離は約30m。更に強風というのもあり大きな声で話もしない限り聞こえない環境でした。

2部のメインのお酒は静岡の開運です。なんか縁起良さそうなお酒じゃんとアガる2人。冷のまま頂きました。静岡はお酒も美味い。満腹状態だったので酒だけを飲みきりました。
4:00を回った所で少し風がやんできました。前回の、ふもとっぱらで撮影出来なかった星空撮影チャレンジ!

撮れましたが、やっぱり8年前のミラーレスじゃキレイに撮れません。ただ、無数の星空なのがよく分かると思います。ふもとっぱらには敵いませんが、御前崎の方は街のイルミネーションと星の光具合が絶妙でした。
星を見てたら、さっきまで真上にいた月があっという間に西の方角に沈もうとしていました。こういう自然の現象を目の当たりにすると地球は回ってるのだなと感じます。

駿河湾を挟み、焼津、御前崎エリアに沈んでく姿は幻想的でした。写真で伝わらないのが悔しいです。そこからまた少し眠る事にしました。
水平線と富士山と美しい朝焼け
そろそろ夜が明けそうです。自然が作り出すこの美しい景色をどうか写せないかと試行錯誤しましたが自分の技術ではダメでした苦笑 このグラデーションが素晴らしかったことをとにかくお伝えしたいです。

朝がやってきます。これまた上手く撮れませんでしたが、とても地球が丸い事を体感出来ました。NASA提供の「ISSから見た地球」で次から次へ世界中の国に朝が来る映像が好きなのですが、今この国にも朝が来るんだと感じます。

展望台からの眺望
なかなかの斜度の山を上りキャンプ場の展望台へ。今回の宿泊者の皆さんは気づかれてなかったのかな。僕ら2人以外行ってる人がいなかった気がします。

この階段を登ると美しい富士山に出会えます。

しかし展望台の海の風は強く、寒いので早々にテントへ戻ります。
西伊豆の朝は魚定食
さて、朝メシを作りますよ。もちろん、昨日食べれなかった干物です。まずは金目鯛から。強風の中、魚を焼くにはテントの中でやるしかなく、テント内に魚の匂いが充満します笑 素人の僕が焼いてもこんなに美味しそうに焼けます。

魚に集中しすぎて、ちょいとコゲたご飯と金目鯛の干物と味噌汁。

おかわりアジの干物です。これだけでも充分楽しめる量でした。

満腹になった所で撤収を始めます。そろそろお酒も抜けました。
撤収
サイトの雰囲気を初めてココで紹介します。1番隣のソロキャンパーさんが写っているのですが、物凄く距離ありますよね。やっぱり隣との間隔はありすぎて困ることはありません。

車中泊されていたキャンパーさんは8:00前には出られてたように感じます。朝ごはんを出してくれるお店もこのあたりは多いので食べに行かれたのかも知れませんね。
いやー最高のキャンプ場でした。オーナーもあの強風の中でテント張れてたから慣れてるんだね。なんて仰っていただきましたが、本当に冬の西伊豆の風は噂通り強風なので皆様行かれる際にはお気をつけ下さい。大変お世話になりました!また必ず来たいです。
2日目の朝
沢田公園への温泉へ
キャンプ場を後にした僕らはまず堂ヶ島へと車を走らせました。友人が海を見ながら温泉に入ろうと提案してきたので沢田公園へ寄りました。
駐車場に車を止めたら僕ら1台だけ。コレはチャンスと受付に向かうと今日の受付無しの文字が。。。あちゃーと言いつつ、せっかくだから上に登ろうかと話をした瞬間、ザッパーン!と大量の水が頭上から降ってきました。あれ?一瞬死ぬんじゃない?というレベルの水量でした笑

車と僕らは2人はバラエティー番組みたいな濡れ具合になりました苦笑 うぉー冷てぇー!!と思わず叫ぶとあれ?これなんか塩っぱい。。。
塩かよ!
高さ数十メートルあると思われる崖の裏側から飛んでくる波の脅威を感じました。追い討ちかけるように僕らと車を強風が襲い、一瞬で塩が固まり、黒い車がまだら模様の白い車になりました。。。サイドミラーなんて真っ白で見えません泣
悔しいので上に登ってやろうぜと上がってみると絶景です。これはお風呂入れたら凄いだろうなーと2人で笑いました。ま、もう浴びたみたいなかんじですけどね。

では、改めて道中に戻ります。そのままトンボロを見に行きました。

何となく分かりますね。さて、次はどこに行こうかとウキウキしてる所に奥さんから電話。
旅の終わりが突然やってきた
奥さんからの連絡は家族の訃報でした。衝撃的な結末となりましたが、これにて西伊豆の旅は終わりを迎えたのでした。
最後に足柄SAにて、塩だらけのプラド 。

まとめ
今回は、西伊豆の観光が少しできたキャンプとなりました。やはり東京から行くとなると2日は欲しい感じです。とはいえ、旅は計画通りにならなくても、それもまた面白いもので後で思い出になったりもします。走行距離も片道180km程度の旅なのでそこまで疲れはしませんでした。親友とはまた、改めて別のところへキャンプに行きたいと思います。良いキャンプ旅となりました。

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