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こんにちは。YAMATOです。
2023年の年末、突然壊れたランドクルーザープラド。古い車なので、修理するまでの道のりも大変でした。今回はランドクルーザープラドの故障について3部作の最終回。修理会社との出会いから修理完了までのお話です。
正月明け 修理会社を探すのは大変だった
正月休みが明けた1月4日。
いてもたってもいられない僕は自分の街で車の修理をしてくれるところを探して電話をかけていたが、車屋さんはどこも休みばかり。
そもそもどこにも繋がらず、音声ガイダンスにしている所もなくて、ひたすらコール音が続く状況だった。これまでは、家から遠いが頼りになる4WD専門店にお邪魔していたが、そもそも車を長距離走らせられない事態が発生することに備えて地元で車屋を探しておく必要があったと、この時に初めて気づいた。
修理会社との出逢い
ダメ元で電話をしていたところ、「週末の土曜日から仕事始めなので来てくれたら見るよ」と、今回お世話になる車屋さんと出会えた。休みなのに電話を取ってくれた社長に感謝を伝え、週末、早速お店に向かった。
店舗に着いたら電話に出てくれた店長はおらず、代わりにメカニックの方が待っててくれていた。
ピットでメカニックに伝えた内容
①暖房がつかなくなったこと。(冷却水が無いと判断)
②冷却水がカラになっていたこと。
③ガソリンスタンドで冷却水を補充したが全て垂れ流したこと。
④冷却水がダダ漏れ状態になるのを目視確認したこと。
通常ディーラーやイエローハットなどの場合、ピット内の立ち入りは嫌がられるものだが、どういう状況だったか教えてくれと入れてくれ、状況も細かくメカニックへ伝えられたのは精神的にもかなり救われた。※車屋さんのオーナーにもよると思います。
ピットの中で冷却水が漏れてしまう症状も一緒に目視確認も行えた。
そこへ、代車に乗って店長がやってきた。
「電話くれたお客さんだよね?ちょっと俺も見てみるから」と様子を見てもらう。
「これ、単純な作業じゃなさそう。全部バラさないと壊れてる所を特定出来ないね。でも、大丈夫!この車のエンジンは丈夫なやつだし、絶対に修理するからさ!」
と頼もしい言葉を聞いてすっかり安心し、社長が手配してくれた代車に乗って家路へ。
帰り道、年末にこの社長と出会えていればまた違っただろうなと思う反面、苦労したからこそこのタイミングで出会えたのだろうという考えに至った。
自分の大切な車だからこそ、頼りになる人に依頼をしたい。
こういう出逢いは長い付き合いになると確信した。
おかえり。ランドクルーザープラド 修理費71,000円
待ちに待った日がやってきました。約3週間ぶりの対面です。
ボンネットを開けた状態で何を修理したのか社長より説明頂きました。
修理箇所
ウォーターバイパスパイプ
└ラジエーターから出た冷却水を各冷却箇所に送る為の部品
インテークマニホールド
└エンジンに空気を送り込むパイプ
ガスケット各種
└配管の隙間を埋める漏れ防止のシール材
ベンチレーションホース
└サブタンクからエンジンの間の細く長いホース
サーモスタット
└ラジエーターへ冷却水を送る装置
スーパーロングライフクーラント
└冷却水
パーツクリーナー
└洗浄用
ザックリ説明入れましたが、ほぼ予想していた通りの形で冷却水関連のパーツが不調だったようです。一個直せばOKというものではなく連結していくパーツ全体が傷んでいて一斉に修理してもらった感じ。正月明けの影響もあったのか一つだけ欠品状態で修理に時間がかかったとのことでした。
ま、直ってしまえば僕的には関係ない話で、また乗れる事実だけに胸が高まった。
たかが車ですが、キャンプをする為にクルマを購入した経緯もあるので、何となくクルマを選んでいる人には分かってもらえないレベルの想い入れがある相棒なんです。
オジサンになった今、こんなに熱くなることなんてそうそうありません。クルマに情熱を持って乗ってるのは楽しいもんです。
社長からキーをもらい、運転席に乗り込む。
キーを回しディーゼルには無い、ブォンと気合いの入ったエンジン始動音。
慣れ親しんだシフトレバーの位置。コレだよ。これ。
僕はやっぱりコイツにまだ乗っていたい。
まとめ
再び、この車に乗れる事に感謝しかありません。どのお店も年末年始の対応を嫌がる中、「四駆だろうが関係ない。困っているなら俺が直してやるよ!」と気持ちの入った社長と出会えた事に感謝しかありません。今回の件で故障にも備えて地元の頼れる車屋さんと出会えたことは大きいです。
今回の学び
Tips
・古い車に乗るなら知見のある車屋を探し、関係性を構築しておくこと
・知識マウントせず、無知な人間にも分かりやすい説明ができる人に依頼すべき
・人の本質はピンチの時に顕著に出る。(ディーラーには絶対に行かない)
・お金が全てを解決してくれる訳ではない(車の定期検診は重要)
僕と同じように、悲しい経験をしない為にも、これから古いクルマに乗ろうと考えている人は特に信頼できる車屋さんを地元で探す必要があります。この記事が古いクルマを検討されている人の気づきにつながれば幸いです。