2021年に1人だけで行った冬キャンプ。今年は家族全員で冬景色を楽しみたいと思い立つもキャンプ道具の見直しが必要でした。特にストーブ問題。2022年4月に五光牧場オートキャンプ場で迎えた-2℃の世界ではテント内が10℃もいかず寒かったので冬に向けてストーブの買い替えを行いました。
購入したのは・・・
対流型石油ストーブGEAR MISSION KS-GE67
実際にキャンプで使ってみたらとても暖かかったのでかなり気に入りました!
GEAR MISSIONシリーズの高出力対流型モデルのスペック
商品名 | KS-GE67 |
暖房出力 | 6.66kw |
点火方式 | 電池点火(単二型乾電池4本必要/別売り) |
サイズ | H583 × W482 ×D482mm |
暖房目安 | 木造(戸建)17畳まで(28.0㎡) コンクリート(集合)24畳まで(39.5㎡) |
タンク容量 | 6.3L |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
質量 | 11.0kg |
定価 | ¥38,500円(税込) |
取扱説明書にてパーツの名前をある程度覚えてから作業に入ると良いと思います。
点火方法(初火入は要注意)
単二型乾電池を4本使います。アルカリ電池推奨。(別売り)

点火までは4ステップ
①灯油を入れる
②20分待つ
③イグニッションまでツマミを時計回りで回し「ピーッ」と音が鳴ったら点火します
④消化は反時計回りに回して消化とするだけ

※2回目以降は②の待ち時間は不要。灯油が入れてあれば直ぐに点火出来ます。
僕は取扱説明書をちゃんと見なかったので暫く待つ事を知らずに「つかない!」と慌てました。
点火時と消化時のニオイは?
ニオイセーブ消化という機能のおかげなのかそこまで気になりません。学生時代にコロナストーブを部室で使ってましたが点火時と消化時に独特の臭いがあったのを覚えていますが、少しだけ灯油の臭いが出る程度です。
ギアミッションをキャンプで使ってみた
使用日 2022年10月8日(日)
使用場所 富士満願ビレッジファミリーキャンプ場
気温 最高15℃、最低10℃
テントサイズ 縦300cm× 横640cm
DODのカマボコテント2(ツールームテント)
設置箇所 リビングスペース


換気のため入口パネルをフルで開けていました。弱火状態で18℃を維持。数字よりも暑く感じられテント内ではTシャツで充分でした。テントの上空部分は特に暑かったので天井用にファンがあるとより効率的に暖を取れると思います。ただ、インナーテント内ではそこまで暖かさを感じれず、寒くはないかなくらいの体感でした。
暖かさの感じ方(アラジンとギアミッション比較)
これまで使っていたアラジンポータブルガスストーブとギアミッションを比較していきます。

アラジンは上部だけ暖かくなりますがギアミッションは全体が温かい。
温かい空気の層もギアミッションの方が温かいゾーンが多いと感じました。
燃費は?
10Lタンクを用意し現地で満タンに入れ合計6時間使用。(17:00-21:00と6:00-8:00)
火の強さを弱にしてタンクには半分以上余っていました。灯油缶には3.7Lも残っているので1泊2日なら余裕です。想定より減らなすぎてタンクに戻すのが面倒でした笑
灯油の保管・入れ方
灯油缶はヒューナースドルフの10Lにしました。

ヒューナースドルフの灯油缶に画像の様なノズルがついていますが
灯油ポンプは個人的に絶対に使った方が良いと思います。

なぜならキャンプ場でいきなり使う場合、僕のように失敗したら大変です苦笑(自宅にて)

ゴムパッキンを付ければこぼれないそうですが10Lを持ち上げ続けるのは腰にもきます。
電動タイプの灯油ポンプもありますが僕は安いやつの方が使い慣れて好きです。ちなみに灯油ポンプは書類ケースに入れています。

灯油ポンプの口に防臭袋をかぶせて入れることで車内でも臭いが気になりません。



積載について
ストーブは嵩張ります!積んでみた感じがこちら。

もう少しイメージしやすい感じで積んでみました。



ストーブを固定するためにインナーテント用のマットを上から詰め、左右・前後・上下からある程度圧力をかけます。Colemanのピクニックシート敷くことで重たいモノを奥に入れる時に滑らせて入れられるので役立っています。荷物が全部乗ると積載物の重さにより固定されます。ちなみにギアミッションのケースはこちらを使っています。


ランニングコスト(アラジンとギアミッション比較)
アラジンの時は1泊2日で5、6本のガスボンベを使用。(純正ガスボンベ)
参考までに楽天だと649円×2=1,298円(6本)+送料550円=1,848円。
一本あたり308円ってことになります。
商品名 | センゴクアラジンポータブル ガスストーブSAG-BF02 | ギアミッション KS-GE67 |
暖房出力 | 2.0kw | 6.66kw |
点火方式 | 電池不要 | 電池点火(単二型乾電池4本必要/別売り) |
サイズ | H390 × W320×D335mm | H583 × W482 ×D482mm |
暖房目安 | 約8畳まで(14.6㎡) ※温暖地を基準 | 木造(戸建)17畳まで(28.0㎡) コンクリート(集合)24畳まで(39.5㎡) |
タンク容量 | ガスボンベ1本 入替式 | 6.3L |
燃焼継続時間 | 強で約1時間40分 | 約10時間 |
燃料代 | 308円×6本=1,848円 | 108円×10L=1,080円 |
定価 | ¥37,400円(税込) | ¥38,500円(税込) |
ギアミッションのメリット・デメリット
デメリット
✔重い&大きいので小さな車だと積載に工夫が必要。
✔ちょうど良い灯油缶が無い。
✔高火力故に燃費はそこまで良くない(今回はそこまで気になりませんでした)
✔点火時のピー音が気になる
積載時は工夫が必要だと思います。プラドの様なタイプだと自分の肩より上に持ち上げるイメージなので気合いがいるかもしれません笑 ミニバンタイプならそこまで苦労しないかもしれませんね。朝方に火を入れる時にピーって一瞬なるので周りの方に聞こえてないかなとソワソワしました。
メリット
✔とにかく暖かい!
✔デザインがカッコ良い!
✔簡単に点火できるのが便利
✔電源無しサイトでも不安がない!
✔防災備品としても優秀!
✔家でも使える!
ギアミッションKS-GE67まとめ
実際にキャンプで使ってみてこのストーブなら冬キャンプも迎えられそうと思える暖かさでした!対流型はやっぱり強い!これまでお世話になったアラジンポータブルガスストーブの3倍の熱量もあります。。実は購入直前までパセコCAMP25とどうしようか悩みました。暖房出力も燃焼時間も余り変わらない点と小さくなるという魅力がありましたが、ニオイセーブ機能とデザインがギアミッションの方が好みなのが決め手になりました。

あとがき
昨年欲しいと思った時には買えなくて悔しかったので、今年再販されたと同時に申し込みをしたのですが、現在は普通にお申込み出来るので在庫がバッチリかと。暖かさは間違いないと思いますよ!