ガソリンスタンドでヒューナースドルフはダメなの!?徹底リサーチ

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こんにちは、YAMATOです。

タイトルのままなのですが、先日ガソリンスタンドでヒューナースドルフのタンクに灯油を入れられないトラブルを体験しました。状況によっては僕が体験したように一度家に帰ったり灯油タンクの手配や別のガソリンスタンドに行く必要があるかもしれません。一連の出来事と給油する上での注意点を記事にしてみたので、ご覧いただければ幸いです。

ヒューナースドルフに灯油を入れる事は可能

調べた結果、ヒューナースドルフに灯油を入れるのは問題ない事が分かったのですが、灯油を持ち運ぶ容器は何でも良い訳ではありません。ホームセンターで見かける赤や青のポリエチレン製のタンク(灯油かん)が必要です。

体験談:ヒューナースドルフに灯油が入れられない

普段、キャンプに行く前に灯油とガソリンを給油しています。その日も7:00過ぎに24時間開いてるガソリンスタンドへ。僕以外お客さんはいません。計量機を設定しタンクを開けノズルを差し込むも機械が起動しない。なんだ?と給油ノズルを一度戻すと、遠くから、「すみませーん!!」とガソリンスタンドのお姉さんが走ってきた。※以下、スタンドスタッフ:ス姉、Y:僕

ス姉 すみません。タンク見せてもらっても良いですか?
Y   どうぞ。いつもコレに直接入れさせてもらってます。
ス姉 JISマークもしくは型式試験確認済証マーク、もしくはJBA検査確認済マークが無いです。   
   申し訳ありませんがこの容器には入れられません。
Y   ヒューナースドルフはUN 規格・消防法適合品のものですよね。ダメですか?
ス姉 ダメですね。改めて下さい。

左がポリエチレンかん20L(JBA推奨)、右が僕が用意してたヒューナースドルフ10L(グレー)。

マジかーと渋々帰宅して20Lのポリエチレンかんを車に積み再びガソリンスタンドへの往復6分。また無人でしたが、今度は計量機が動き出して灯油を入れられました。もし家族全員でこの状況に出会したらテンション下がるのは明らか。家に戻るのー?なんて声も聞こえてきそうです。どうしてもヒューナースドルフのタンクを拒否されたことが腹落ちしなかったので改めて調べてみました。

灯油かんに関する様々なマーク

ガソリンスタンドのお姉さんが言っていた3種類の名称について簡単に調べてみました。

「JBA推奨制度」
日本ポリエチレンブロー製品工業会(JBA)の会員製灯油かんを使うため新たに品質保証制度として「JBA推奨制度」を設けた。(簡単に言うと安全基準を満たしてるということ)

「JISマーク」
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。 日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のこと。

「型式試験確認済証」
危険物保安技術協会により危険物運搬容器として試験合格した認証マークのこと。

確かにこれらのマークが持つ意味を理解すると重要だと思えました。

実際の判断はどうなの?消防庁に問い合わせてみた

しかし国際的な危険物輸送が可能であることを証明する規格(UN規格)のヒューナースドルフが使えないと言われたのは謎。今後もキャンプする度にモヤモヤしたくなかったので思い切って消防庁へ直接聞いてみました。問合せた日に丁寧に電話でご対応頂きました。

教えて頂いたのは
危険物保安室担当O様 ※仮名
以下、リサーチ結果。

要件:ガソリンスタンドでの灯油容器について

回答
ヒューナースドルフの容器は危険物を運ぶための世界的な基準を合格してるUN規格のためガソリンスタンドで灯油を入れる事は可能です。今回の事象について考察するに、若いスタッフとのことですので珍しいUN規格の容器を見たことがなかったため、知らない容器=NGと判断されたのかも知れません
とは言え、ルール上は説明した通りご利用頂けます。今後のアドバイスとしてはヒューナースドルフはカラーバリエーションも多いので奇抜な色は避けた方が良いかも知れませんね。また車内への臭いうつりを防ぐ為、黒いビニール袋で包んでたという事なので、袋から容器を取り出して容器の全貌が見える状態にし給油する事でガソリンスタンド側も安心して提供してくれることでしょう。大丈夫だと思いますが、基準を満たした容器を変形させる行為(穴あけなどのカスタム)はNGになりますので行わないでください。

…明確なご回答ありがとうございました!

こんなふうに黒いビニール袋で外側を隠したまま給油をしてはいけないということですね!

今回分かったこと

ヒューナースドルフに灯油を入れることが違法では無いということで一安心しました。
ではまとめです。

・ガソリンスタンドは無人でも、カメラで灯油作業する人間の様子を見ている
・ガソリンスタンドのスタッフが普段目にしないような奇抜な灯油かんは使わない方が無難
・灯油を入れる際には灯油かんの形状がしっかり見える状態で灯油コーナーに持ってくる事

ガソリンスタンドの方にも安心して見てもらえるよう、利用者側も配慮した行動をすることが重要だと感じました。という訳で安心してヒューナースドルフに灯油を入れに行きたいと思います。

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PROFILE

YAMATO

新潟県出身、東京在住、YAMATO(39歳)です。僕、妻、長女(小3)、長男(小1)の4人家族。2019年キャンプデビュー。月2回程度キャンプをしています。初キャンプがあまりにも上手くいかず、続けてるうちにハマりました。キャンプ場周辺の観光など旅要素も含めた周辺の立ち寄り場所などご紹介します。遊びのアイディアに繋がれば嬉しいです。

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