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こんにちは。YAMATOです。
Follow @OutdoorYamatoランドクルーザープラドのオーナー(所有者)になりたい方へ向けて、購入前に学んでおきたいこと、実際に購入するまでの方法についてまとめて記事にしてみました。
ランドクルーザーとの違い
ランドクルーザーの性能を引き継ぎつつ、ランドクルーザーでは進めないような狭い悪路もガンガン進めるコンパクトなボディサイズ。車両デザインも年式毎に大きく異なり、自分好みの車を選べる魅力があります。「こういう車が欲しかった」と行き着くのがランドクルーザープラドだと思います。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの２タイプ
ランドクルーザープラドは大きく分けて70、90、120、150と種類があり、ガソリンとディーゼルに分けられます。ディーゼルの方がトルクがあるし燃費も良いと言われますが、エンジンをかけたときの迫力ある音はディーゼルには無いガソリン車特有のカッコ良さでもあります。ディーゼルはアイドリング中にトトトッとディーゼル特有の乗り味が苦手という声も聞きますので、実際に車を確かめた上で判断するのが良いと思います。
トルクと最高出力について
車ごとに味わいがあるため優劣をつけることは難しいですが、一般的にトルクが高いほどアクセルペダルを踏んでからエンジンが反応するまでの遅れが短くなると言われています。強いトルクが素早く掛かるので追い越し時や少し加速したいシーンでも車をコントロールしやすく、運転の楽しさにも直結する部分だと思います。
自分好みのプラドを探す
ランドクルーザープラドは年式によりデザインや内装も大きく異なります。
補足
78系プラドとは…
70系の2ドアを71、4ドアを78と呼びます。
“ナナハチ”とは8人乗りセミロングボディーの4ドア車のことです。
95系プラドとは…
90系は2ドアのショートボディを90プラド、5ドアのロングボディを95プラドと呼びます。
高額な維持費
車両本体価格も高いですが維持費を把握しておく必要があります。車検、ガソリン代、破損パーツに向けた維持費などは別記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
失敗しないランドクルーザープラドの選び方
年式毎の違いを学ぶ
ランドクルーザープラドについてはTOYOTAのヒストリーの中で紹介されています。
トヨタ自動車75年史/車両系統図
出典：TOYOTA
もっといいクルマをつくろうよ
ほかにも大手カスタムショップや、販売代理店でも年式毎の特徴が紹介されています。情報収集していく事で歴史や、デザインを把握し、沢山ある選択肢の中から自分の好みを見つけたいですね。
車両相場を学ぶ
興味を持ったランドクルーザープラドを探してみましょう。
大手カー検索サイトを眺めているとおおよそ下記の方程式が見えてきます。
カー検索サイトで見る価格設定
(年式×走行距離×車検有無)+オプション
この方程式を意識して車両相場をざっくり掴んでいきます。
乗り出し価格を把握する
カーリサーチをするとカスタムされたプラドが現代の車とほぼ変わらない販売価格で紹介されます。カスタムパーツ代が含まれて割高な場合や、走行距離、車両の状態でピンキリです。このリサーチがおそらく1番時間を要しますが自分の欲しい車の相場も分かるので手を抜かずに購入までの準備事項について調べていきましょう。
車両本体の資金確保
しっかりとお金を貯めて綿密な計画を立てましょう。
補足知識
新車を残クレで購入と考える方もいらっしゃると思いますが、あくまで販売店に借りてる状態であり、買い取らない限りオーナーにはなれません。返却を想定して乗るのでカスタムを自由に出来ない制限がつくことを認識しておきましょう。
ローンを組む
もし住宅購入を検討されている方は先に家を買った方が査定として良い場合もあるので不動産会社や、ファイナンシャルプランナーの方に相談するのも良いと思います。ローン無しで現金一括でしたら関係はありませんが…。
補足
ローンを組む場合、税金の未納や遅延があると不利になります。予め未納が無いようにしておきましょう。未納状況があるか無いか不安な場合はお住まいの市役所や区役所にて確認が行えます。（電話でなく来庁しないと教えてもらえないケースもあります。本人確認書類は必須）
駐車場の準備
ランドクルーザープラドは盗難が何年も連続１位なので自衛が必要です。セキュリティとして監視カメラのある場所に駐車するのが理想的かと思います。いずれにしても、車庫証明が必要になるので早めに手配しましょう。下記の記事では盗難対策などについても触れていますので宜しければご覧ください。
保険の選定
年齢や免許証のランクで変動するので、ご自身の状況に合わせて検証する必要があります。我が家は自動車保険料が安くなる35歳を目安に購入を目指しました。
購入計画を立てる
ここまでのステップを踏まえ、いつまでに購入するか計画を立てましょう。
結婚、新婚旅行、出産、育児などライフプランを考えると意外とお金が必要なシーンは多く、僕は31歳で購入を決意しましたが購入まで3年もかかってしまいました苦笑
購入車両・ショップのリサーチ
乗りたいランドクルーザープラドが決まったら実際に店舗に出向きましょう。あらかじめ試乗が出来るかなど電話やメールで問い合わせておくとスムーズです。プラドは放っておいても勝手に売れるので、問合せしたら既に売却済みのケースも多くあります。下見アポイントが取れた時点て購入意思があることを店舗の方にも伝えられると理想的です。
代表的な販売店
大手販売代理店（ビッグモーター、ガリバーなど）
4DW専門大手（ネクステージ、ＳＵＶＬＡＮＤ）
大手のコンプリートカー販売店（FLEX、FLEXDREEMなど）
フランチャイズ化していないコンプリートカー専門店
TOYOTA 中古車販売店
僕は東京在住ですが東京、神奈川、埼玉、群馬、東北エリアまで実車を10台は見ました。
現車確認
現車確認は重要だと思います。店員さんと会話しながらさり気なく下記のポイントをチェックしました。
現車確認のポイント
ドアフェンダーの開閉時の音やサビ
ヘタっているとキィーと鳴る
ボンネット
怪しいところは無いか
車両の下回り
塩害や経年劣化でのサビの進行具合。また補強状況
エンジン
起動後、安定してアイドリングするか
足回りの劣化具合
ドライブシャフトブーツ、ブレーキキャリパーなど
車内の匂い
タバコ臭くないか
アイドリング時の車内のビビリ音
我が家の車は多少ありました
サンルーフや窓ガラスの開閉
スムーズに開け閉めできるか
ボディの傷や凹み
凹みがあっても価格としてマイナスされていないケースは多い
センターデフロックの機能が使えるか
シフトレバーが固着して使えない場合もある
社外品のヘッドライト等を装備してるケースもありますが車検時には通らない場合があるので純正品の用意も必要があります。
購入
ここまで調べ尽くした方なら、店員さんにも熱意がしっかり伝わると思うので購入まではあと少しです。ちなみに僕の場合は最終的にトヨタの中古車ディーラーにて購入となりました。
購入車両
2005年式 120系ランドクルーザープラド ガソリン 走行距離：109,000キロ
ETCアリ バックモニターつき 車検整備残あり ワンオーナー（東京TOYOTAで購入＆整備）
新品ミシュランタイヤ4本＋アルミホイール付きスタッドレスタイヤ4本（合計8本）
総額：140万
以上となりました。
スタッドレスタイヤは高額なのでとても、有り難かったです。
2023年現在、同じ条件で調べてもここまで色々ついている車は無さそうなので満足しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？中古のランドクルーザープラドを購入するまでをまとめてみました。僕は購入を決意してから3年もかかりましたが、リサーチしている期間はとても楽しい時間でした。初めて運転した時のワクワク感は未だに覚えていますし、4年たった今も運転していて楽しいです。この記事が中古のランドクルーザープラドの購入を検討している方の何かの気づきに繋がれば嬉しいです。
この車しかない！というランドクルーザープラドと出逢い素敵なカーライフを！
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