るぽぽの森 零れ話

旅とキャンプ

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こんにちは。YAMATOです。

本記事は、るぽぽの森で書いた記事のこぼれ話。

2023年の年末に計画していた「るぽぽの森」でキャンプをリベンジする時がやってきた。

この話は忘れられない程、悔しい想いをした2023年末まで話が戻る↓

キャンプ場も予約していたのにキャンセル費を払う虚しさ。

YAMATO
YAMATO

今年こそ絶対に雪中でキャンプしてやる…。

屈辱に燃えた1年。

自分が決めた事でできなかった事は基本的に一つも作りたくないタイプ。

僕は執念深い苦笑

車の雪辱は車で返すしかない。車検も完了。スタッドレスタイヤも早めに装備し、万全の状態でキャンプへ行く事ができた。

雪中キャンプは計画が大事

氷点下の中、生後4ヶ月の赤ちゃんを連れて行くわけにも行かないので今回もソロ。

この計画は妻の地元に帰省中にキャンプへ行くという腹づもり笑

ここまでしてやりたい事、それは雪の中での焚き火。

周りに民家はない。大自然の中でやる焚き火は最高。

子供の頃からこうゆう事をして正月を過ごしてきたが、もうこの家はない。。。

雪中で焚き火を楽しむキャンプをやるんだと意気込んだ。

雪中キャンプは準備が大事

年末が近づき、天気予報は雪予報でほぼ決まり。

帰省中にキャンプするので、帰省アイテムとあわせて積載には気を使った。

雪が降り続けると設営後のケアも面倒だし、不要な設営は体力も使う。

タープ持込は辞めた。

キャンプ道具はコレだけ。

という訳であっという間に山形へ到着。

山形市内の買出し

キャンプで1番楽しみにしてる焚き火だが、キャンプ場の薪は売り切れてることがあるので、キャンプへ行く前段階で調達はマストにしている。

しかし、年末に薪がどこで売ってるのか調べても分からなかった。

頼りにしていた4 couleur Snow Peak URBAN OUTDOOR SISは早々に年内最後の営業日だと終わっていて唖然とした。

とりあえず家族のススメでダイユーエイトへ。

※ホームセンターです。

あ!

種類も豊富な薪が積まれていた笑

店内に入ると…

灯油ストーブまで売ってた

必要なモノがなんでも揃うな!と驚くばかり笑

目の前のスーパーおーばんで、買い出しも終えたのでキャンプ場へ向かう。

雪中キャンプは思うようにいかない

雪中キャンプの醍醐味設営

山形自動車道の笹谷IC降りてすぐ。

山形市内から30分位でキャンプ場到着。

とりあえず設営中に酒を冷やしておこう。

フリーサイトは広くて良いが、トイレが遠くなるのは面倒なので、比較的センターハウスよりに設営。

テント設営もいつもより時間がかかるし、トイレまでの道も自分で踏み固める必要があって大変だ。

”無駄に頑張る感じ”が堪らなく不自由で最高だ。

さらに大変な状況は続く。

天候は味方しない

設営完了しても、雪は降り止まずドカ雪状態。

さらには暴風状態へ突入した。

状況が変わらないので焚き火をやるのは諦めた笑

こうなると手持ち無沙汰になる。

缶で呑むより、シェラカップやグラスで飲んだ方が美味いですよね

というわけで、酒を飲む。

こういう時にしかやらない読書をする。

酒飲みながら読書するので即寝落ち。

キャンプで寝る時間こそ贅沢なモノはない。

起きたら頭はスッキリしたが、雪の上で寝てるので身体は冷えてしまっていた。

そこに熱々の紅茶をぶち込み体温を上げる。

Klean Kanteenに入れた熱湯は即使えて便利。

キャンプ場散策

体を温めたので、記事用の写真を撮りに散歩へ出かける。

小さい子が遊んでる隣で必死のパパさん。頑張って!
ここを歩くのは流石に気が引けるな汗
冬の川も味があって良い。
こんな立派な氷柱、久しぶりに見たかも。
自サイトに帰ってきたら既に暗くなっていた。

また身体が冷えてしまったので熱燗スタート。

ストーブの上って色々活用できて便利です
外は寒くてもテント内は暖かく快適だった
腹も減ってきたのでキムチ鍋を作る

キムチ鍋からの熱燗。

あ、キムチ鍋の完成系を撮ってない笑

それでもまぁ、温かくて美味かったのでヨシ。

と、記憶補正かけつつ贅沢な時間を過ごす。

調子に乗ってホルモンも焼き始める。

この環境で食べるご飯は最高です

雪山の不思議体験

雪山ならではの体験をした。

こちらの写真を見て頂きたい。

車の後ろに見える山の木々に降り積もった大量の雪

余りにもテント外がビュービューと煩いので外に出てみた。

その瞬間、山に降り積もった雪が一斉に僕に向かって飛んできてホワイトアウト。

砂とかが顔みたいになる映画演出みたいな生き物のような動きで僕を襲った。

余りにも早く雪が飛んできたので驚いて動く事ができなかった。

物凄い体験だったのに写真などの記録には残せなかったのが悔しい。

さらに、この瞬間外にいたのは僕だけだったので残念ながら共感してもらえる人はいなかった。

とにかく不思議な体験だった。

雪に襲われ身体がまた冷えたのでテントの中で早々に眠りについた。

※冬キャンプにおけるマッチポンプはまだ終わらない。

眠れない夜

寝ているとバタバタバタバタッと何度も何度もテントを倒す勢いで強風が吹きつけてくる音で目が覚めた。(音にすると、台風来てるのに外で中継している人のレベル)

風速5m?絶対に嘘。そんな比じゃないレベルの強風だった笑

起きようとしたら顔にビッシリ雪が積もっていて冷たい…。

換気が大事だとテントのスカートを雪に埋めなかった事が仇になる笑

テントのペグが抜けてないか一度外に出てみる。

風がクソ寒い笑

そのお陰なのかペグはガッチリ凍っててむしろ抜けないレベルになっていた笑

これならテント倒壊は無いかと安心し、再び顔に雪を乗せたまま一夜を過ごした。

こんなに吹き荒れた夜は久しぶりだった。

雪がガンガンとテントに入ってきては顔に雪が積もる。

隙間風から部屋に雪が入ってきていたリフォーム前のボロい部屋を思い出して笑けてくる。

そうだった。そうそうこういう感じあったよねと。

田舎が嫌で東京に来て20年以上経つが、この体験こそ究極のマッチポンプ現象だ。

雪山の中で一晩過ごすとは、まさにこーゆうことだと思い出しながら眠りについた。

暴風の翌日 念願の雪中焚き火

6:30頃。自然と目が覚めた。

顔に積もった雪を払いテント外へ出る。

おぉ、朝だ。と声に出してしまった。

昨日までの暴風はどこへやら。

嘘みたいに静かな朝を迎えた。

トイレへ行き、テントへ戻ってくるとなんか良い感じの景色になっていた。

おぉ、朝だ(2回目)

こういう景色で見る太陽って良い。

風も弱めだ。

昨日出来なかった焚き火を、今こそ全力でやろうじゃないか笑

写真右手からずっと風が吹いていたのでこのレイアウト

念願の雪の上での焚き火。

テントの中から焚き火を楽しみながら朝飯作り。

昨日の食材の余りも使って蕎麦作り

年末なので、蕎麦と決めていた。

しかしミスがあった笑

反省点:乾麺から作るのは辞めておこう
※茹で上げ時間も滑りとりも大変。

麺を冷水で〆て、温かいお汁で食べる。

ニラ、ネギ、温玉、お揚げと散らかった蕎麦が完成!

朝から腹パンでごちそうさまでした。

朝飯後のコーヒーも飲んでまた焚き火。

贅沢な時間でした。

大満足したので、撤収します。

まとめ

一年越しのリベンジキャンプ大成功!

改めて雪中キャンプは大変だったけど過酷な環境でこそキャンプだなと再認識した。

暖かい部屋で過ごすのも良いけどこういう体験してから家に帰ると現代文明凄いなと思い知らされる。

そして、今回の体験を通して思う事がある。

それは冬キャンプで多くの人が使うテント内はヌクヌクだーという表現。あれは間違ってると思う。

ヌクヌクとは…苦労や不自由がなく、満ち足りているさま

だそうです。冬キャンプにおいてその環境を作ることは決して楽ではない。

むしろ苦労しまくりだからね。皆めちゃくちゃ嘘ついてるじゃん。と思いましたよ。

なので、僕はヌクヌクという言葉を使わずに頑張って暖かい環境を作れれば雪中キャンプも楽しいよ!と言おうと思った。

家族全員で挑むとなるとそれ相応に装備もないと事故になる危険性があるが、雪山の中で過ごす非日常体験は中々できない。

早く家族皆で冬キャンプやりたいものです。

PROFILE

YAMATO

新潟県出身、東京在住、YAMATO(40歳)です。妻、長女(小4)、次男(小2)、次女(0歳)の5人家族。2019年キャンプデビュー。月2回程度キャンプをしています。初キャンプがあまりにも上手くいかず、続けてるうちにハマりました。キャンプ場周辺の観光など旅要素も含めた周辺の立ち寄り場所などご紹介します。遊びのアイディアに繋がれば嬉しいです。

旅とキャンプ雑多
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